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食と空間がお腹も心も満たす「佐賀めし ふく田」

column | 2017/12/22 おいしい

食と空間がお腹も心も満たす「佐賀めし ふく田」

人の温かさに感謝。
たくさんの人とつながり、
ぬくもりを与える店でありたい。

11月1日、嬉野温泉商店街にオープンした「佐賀めし ふく田」。
店のコンセプトは『人と人がつながる空間』。

「この店ができたのは、様々な人の助けがあってこそ」
店長の福田俊介さんは力強く語ります。

店を開こうと決めた時、店が形になっていくのを見た時。

それぞれのシーンで人の温かさ・ぬくもり・地元の良さを痛感し、自分もその温かさを嬉野の人に、観光客に還元したいという思いが強くなったそうです。お客さんとつながりたいという思いからカウンターにこだわり、オープンな空間となっています。
食と空間がお腹も心も満たす「佐賀めし ふく田」

食でもてなす。

以前の仕事で観光客と接する機会が多かった福田さん。
よく佐賀ならではの食事をしたいという声を聞いていたそうです。観光に来たのなら地元の食材を楽しみたい。その思いに応えたいと「佐賀の食材」をふんだんに使おうと決めたそうです。
観光客が行きかう商店街。看板を一目見て『佐賀の食材が味わえる店』と思ってもらえるよう、「佐賀めし」と名付けました。

そんな「佐賀めし ふく田」の看板メニューのひとつが
「牛すじのほろほろ煮」。(730円)

下煮込みに6時間ほどかけ、一晩寝かせる。箸をちょっといれると、ほろほろと崩れるほど柔らかく、噛むほど口いっぱい味が広がります。お好みで一味もどうぞ。

「佐賀めし ふく田」には佐賀の地酒がずらり。
地のものを一緒に味わってください。
食と空間がお腹も心も満たす「佐賀めし ふく田」

佐賀県産の野菜をタンと一緒に。

嬉野では珍しい「タンしゃぶ」。(1,780円,2人前から)

こんぶで出汁をとり、野菜としいたけをぐつぐつ。
タンはさっとくぐらせると柔らかめ。
しっかりゆでるとコリコリとした食感に。

県内の醤油屋のお酢と醤油をブレンドしたタレでさっぱりと。
私は焼肉で食べるタンは苦手なのですが、しゃぶしゃぶだとペロリと食べてしまいました。これはクセになります。

野菜をたくさん食べられるメニューなので女性におすすめです。

※数量限定です。
食と空間がお腹も心も満たす「佐賀めし ふく田」

注文を受けてから揚げる天ぷら。
サクサクサク…歯触りが楽しい。

こんなにサクッとする天ぷらは食べたことがない!
というほど、サクサク。

「ピンク岩塩」「抹茶塩」「カレー塩」のほか、毎朝引いて常温に戻した天つゆでいただきます。

エビは揚がり過ぎないよう音と泡で見極め、ぷりぷりの状態に。
なすは弾力があり、天つゆにくぐらせてもしんなりしません。
初めて食べたヤングコーンの天ぷら。甘くてとてもおいしい。
衣がサクサク、身はふんわりのキスの天ぷら。

天ぷらは仕入れた食材により内容は変わります。カウンター越しに福田さんが食材の話をしてくださるので、待ってる間も楽しい時間が過ごせます。
食と空間がお腹も心も満たす「佐賀めし ふく田」

職人の技、デザイナーのアイディアが光る店。その美しさに見入る。

カウンター上部やドアに用いられている技術は「名栗面(なぐりめん)仕上げ」というもの。釿(ちょうな)という道具で削り取って造られるもので、今はできる方が少ないそうです。
お店のロゴはじっと見ていると「ふく田」の「ふ」に見えませんか?さらに「藤の花の花弁」をイメージ。そのほかにもこだわりがたくさん。ぜひ訪れてみてください。
【佐賀めし ふく田】
嬉野市大字下宿乙949-4
TEL:0954-42-2929
https://www.facebook.com/fukumeshi/

ディナー:18時~23時(L.O 22時)
座席数 :カウンター10席,テーブル4~10席(テーブルは要予約)
定休日 :木曜日
駐車場 :あり(店舗すぐそば)
※貸切応相談